[令和のマナー検定] 練習問題

「令和のマナー検定」は令和の時代に相応しいマナーを理解し、身に付けられているかを確認するための検定試験です。リモートワーク、チャットアプリ、SNS、ハラスメントなど、新たに身に付けておかなければならないマナーが加わっています。試験では新しい内容についてのみ問われるわけではなく、従来のビジネスマナーもきちんと理解しておく必要があります。

以下に掲載する練習問題は理解度チェックのための内容であり、模擬問題とは異なります。模擬問題の確認方法については公式テキスト「令和のマナー検定」を参照してください。スマホ、PCなどから問題に取り組むことができます。

名刺交換

練習問題1

次の内容が正しいかどうか○、×で答えよ。客先にて、自分のカバンを床に直接置くと見た目が悪いため、空いている机かイスを見つけて上に置くようにする。


答え
屋外ではカバンを直接地面に置くこともあります。そのため机の上に置くと不衛生な印象を与えてしまいますので自分の足元に置くようにしましょう。答えは×です。
ただし、カバンを置くためのカゴや台が用意されている場合はそれを使用します。カバンがそれほど大きくなく軽めの場合は、机に引っ掛けることができるバッグハンガー(バッグフック)の使用も選択肢になります。

練習問題2

社外の人から「Aさんはいらっしゃいますか?」と電話がありました。応答として正しいものを選びなさい。
① Aさんはただ今、外出しております。
② A部長はただ今、外出しております。
③ Aはただ今、外出しております。
④ Aはただ今、外出されています。


答え
自分の会社の人間(身内)には敬称を付けません。「さん」や、「部長」などの役職名も敬称にあたります。「○○される」のような尊敬語も身内に対しては使いません。正解は③です。

練習問題3

ビジネス文書(手紙)では、本文が「頭語」から始まり「結語」で締められるパターンがあります。ビジネスシーンにおいて適している組み合わせを選びなさい。
①(頭語)前略-(結語)早々
②(頭語)拝啓-(結語)早々
③(頭語)前略-(結語)敬具
④(頭語)拝啓-(結語)敬具


答え
①はカジュアルなためビジネスシーンでは使われません。②、③は組み合わせが正しくありません。適しているのは④です。頭語と結語の組み合わせはいくつか種類があるため文書の内容に応じて使い分ける必要があります。例えばかしこまった文書においては謹啓-謹白などが用いられます。

練習問題4

会議室、応接室などにおいて座る席を選ぶ際には席次を気にする必要があります。部屋だけでなく乗り物にも席次があります。次図はタクシーを上から見たものです。(上座から)A~Dが正しく並べられた選択肢を選びなさい。
① C-A-B-D
② D-C-A-B
③ B-C-A-D
④ C-D-A-B

タクシー上面図

答え
運転席の真後ろが最上座となりますので正解は①です。最下座は、後部座席に3人座る場合は真ん中B、4人居る場合は助手席Dです。
2008年の道路交通法改正により後部座席のシートベルト着用が義務付けられています。一般道か、高速道路かは関係ありませんので忘れている人がいたら着用を促しましょう。

試験公式サイトはこちら。
令和のマナー検定|オデッセイコミュニケーションズ

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